2022.03.31

4月1日は「April Dream」。 新宿駅が夢であふれる空間になる!

新宿駅来訪者の目を引く「April Dream」ポスター

PRTIMES企画April Dreamの新宿駅ブライトサイン展開

  • CLIENT

    株式会社PR TIMES

  • AREA

    新宿

  • CASE

    【時期】2022年3月28日(月)~4月10日(日)【メディア】新宿駅西口広場 ブライトサインⅠ・Ⅱ

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMESは、4月1日を夢を語る日にする「April Dream(エイプリルドリーム)」を提唱し、企業や個人の“夢”と、“夢の続き”を募集。中でも個人を対象にした企画「Dreamステーション」では、公募で選ばれた夢を語る302人がポスターとなり、新宿駅西口広場に掲出されます。

PRTIMES

株式会社PR TIMES PRパートナー事業部 河本昇吾氏

【UOOH編集部 抜粋Point】
新宿西口広場にて2週間にわたり合計302人の顔写真とメッセージを掲出。この事例でOOHメディアに期待したことは以下です。

Why? OOH
OOHメディアに期待したこと

  • 1日の平均乗降者数359万人、「世界一の駅」としての新宿

  • 人がリアルに行き交う「場」として見出したOOHメディアの価値

  • あえて「紙のポスター」という形あるもので展開する意義

あなたの夢が、みんなの夢に。4月1日は「April Dream」

―3月28日から2週間、新宿駅西口広場に、300人以上のポスターが掲出されるとお聞きしました。

河本 はい。自らが応募し、「夢を語るあなた」の302人が駅ポスターになって掲出されます。新宿駅が夢であふれる「Dreamステーション」になります。沈みがちな世の中ですが、夢を語る皆さんとポジティブな空間を一緒に作り上げ、駅を行き交う人々へ「自分も頑張ろう」という元気を与えられたらと思っています。

―とても夢のある素晴らしい企画ですね!

河本 PR TIMESは2020年より、4月1日をウソをつくエイプリルフールから、叶えたい夢を語る「April Dream(エイプリルドリーム)」の日にするという新たな発信文化を提唱していて、今年で3年目です。
 
今年は、「世界で一番乗降客数の多い新宿駅を、世界で一番夢のあふれる駅に」ということで、年齢、性別、職業不問で「叶えたい夢」を募り、応募者の中から302人の方へお声をかけさせていただきました。都内のスタジオを3日間貸し切り、広告や雑誌のグラビアなどで俳優やタレントからも信頼の厚いフォトグラファー・水島大介氏に撮影していただき、“夢を語るヒーローポスター”をお一人ずつ作成、3月28日~4月10日に新宿駅に掲出します。ポスターは同じデザインのものを別途作成し、ご本人に差し上げます。

―“夢を語るヒーローポスター”とは面白いですね。

河本 人前で夢を口にするのは、少し恥ずかしいことかもしれません。でも口にすることで自分の夢がハッキリし、夢が叶う近道になるかもしれない。その勇気をたたえ、私たちは夢を語る人を“ヒーロー”と呼んでいます。元来、エイプリルフールも、クスッと笑えるようなジョークで人々をポジティブな気持ちにさせるという想いが、根底にはあると思います。同じように“夢を語るヒーロー”たちの力を借りて、一人ひとりが希望を込めて自分の夢を口に出して表現すれば、社会を少しだけ良い方向へ前進させることができると思うのです。

―河本さんは全員の夢をお聞きになったのですか!?

河本 はい。3日間で302人の方にお会いし、全員の夢をお聞きしました。中には遠方から新幹線で来られた方もいて、この企画に対する意気込みや、企画に対するたくさんのお褒めの言葉もいただき、私自身もとても勇気をもらいました。

―皆さんの具体的な夢が気になります。印象に残った夢を教えてください。

河本 人生をかけた夢を教えてくれた人も大勢いました。「夢が現実になると、新しい夢がでてくる」「諦めていた夢が再燃した」「夢を叶えたい。自分のためのプロジェクトだと思った」という言葉も印象的でした。
 
もともと芸能活動をしていて結婚を機に一度は諦めたが、息子も大きくなったので、もう一度舞台で歌いたい・演じたいという方。関西方面で障がいや病気の有無を問わず、安心して過ごせる宿を盛り上げたいという方。マンガ家として成功したいという方は、今回の撮影の様子をマンガにしてツイッターにアップしてくださり、プロジェクト一同、大喜びしました。「少しでも今の自分を変えられたら…。有名なカメラマンに、夢を語る私を素敵に撮ってもらい、新宿駅で広告になったら、自分がここにいることが証明できると思いました」という言葉は、私の心にこれからもずっと残っていくと思います。

―この企画にジョインした際の河本さんの想いやこれから描く夢も気になります!

河本 現在入社3年目で、これまで目の前の仕事をこなすことに精いっぱいで、先を見る余裕がありませんでした。ちょうどこの企画の誕生と同時期に私も社会人として歩み始め、やっと少し先を見ることができるようになったという自分の成長も確かめたく、本プロジェクト担当の手を挙げました。私の夢は…、夢を口にするのは心の準備が必要なので、最後にもう一度、聞いてください(笑)。

夢は夢を励ましてくれる。
新宿駅という「世界一の駅」で展開することによって、生まれる意味がある。

―今回、このプロジェクトでOOHメディアを採用された理由があるのでしょうか。

河本 「April Dream」は企業様、個人の方どちらも巻き込むプロジェクトで、過去2年間の個人向け施策としては、SNSを中心にハッシュタグで拡散いただく座組でした。ただ、パソコンやスマートフォンの画面上だけの展開だと、どうしても夢に対する想いをリアルに感じづらく、タイムラインの中で流れていくだけになるのではという懸念がありました。
 
そこで、不特定多数の方にポスターを見ていただける、かつ “夢を語るヒーロー”たちが自由に見に行ける場所、集える場所、同じ日に集まった仲間の夢を見られるリアルな場所を探しました。プロジェクトではさまざまな場所の案が出ましたね。

―その中で、なぜ新宿駅を選ばれたのでしょうか?

河本 駅という場所は、最初の段階から候補に挙がりました。「東京駅は日本のハブだから、夢が広がる、飛び立つというイメージがある」「渋谷駅周辺は発展著しく、夢のイメージに合う」など、他駅での実施案も出ました。
新宿駅は老若男女さまざまな人がいて、多様な想いが交差するというイメージがあります。また、2018年に1日の平均乗降者数359万人の世界で一番乗降客が多い駅(※)としてギネス認定されています。「April Dream」を広げていくにはストーリー性も重要なので、4月1日に「世界一の駅」の空間を、世界一夢のあふれる場所にできたら素敵だと思い、新宿駅に決定しました。

―新宿駅西口広場は、JRはもちろん、小田急線、京王線、都営地下鉄、東京メトロとさまざまな利用客が交差しています。

河本 あそこは改札外ですから、誰でもポスターを見ることができますよね。302人のすべて異なる人のポスターは見応えがあると思いますし、掲出期間内に貼り換えもあるので、毎日、駅を利用する人にも新鮮に映り、302人の夢に触れて「自分も頑張ろう」とポジティブな空気感を演出できたらいいと思います。 
 
また、“夢を語るヒーロー”たちは掲出されたポスターの写真を撮って、SNSにアップしてくれるかもしれません。最初から拡散を狙う企画ではありませんが、夢を語る人たちの顔と夢が掲載されたポスターはきっと写真を撮りたくなると思います。その写真がSNS等にアップされて、「April Dream」というプロジェクトが自然に拡散されていくと嬉しいですね。

―OOHでもデジタル広告が主流になってきている今、あえて紙の「駅ポスター」を採用された理由があるのでしょうか。

河本 写真のスライドショーをデジタルサイネージで放映するという手もあったと思います。でも今回は、いつ広告が表示されるかわからないデジタルメディアより、期間中は常にその場に掲出されるポスターが良いと考えました。一流のカメラマンが撮影してくれた写真が、「形あるもの」になることで、自分の夢をよりリアルに感じられるでしょうし、ポスターという形があるからこそ、見る人にも想いが伝わる空間を作ることができると思いました。

―掲出されたものと同デザインのポスターを、ご本人に差し上げるそうですね。

河本 ポスターデータをメールで送信するより、印刷した現物をもらったほうが記念として残りますし、自分の夢に対する目標意識も持ち続けられますよね。映画館のポスターのように表装するなど大切にしてもらえたら…このうえない喜びです。

4月1日を「夢を語る日」として広げ、日本の、世界の、習慣や文化にしたい。

―普段は企業のプレスリリースを配信する御社が、自ら発信する夢の企画で色々な人を巻き込んでいるところに懐の深さを感じました。

河本 当社は企業とメディア、そして生活者をニュースでつなぐプラットフォームを運営しています。もともと当社では2015年から毎年、4月1日に企業のエイプリルフール“ネタ”のプレスリリース配信を無料とする施策を実施していました。年々盛り上がりを見せるその一方で、フェイクニュースやデマが混乱を招き社会問題化する時代に、行動を重視して真実を伝えることをミッションに掲げる当社が本気で追求すべき発信機会とは何なのか?を考えました。
 
そこで2020年より、4月1日をウソをつくエイプリルフールから、叶えたい夢を語る「April Dream(エイプリルドリーム)」の日にするという新たな発信文化を提唱し、個人・企業を問わず、4月1日に夢を発信できる場を提供しています。 今年の「April Dream」では、
①新宿駅を夢であふれる空間にする「Dreamステーション」
②企業が事業者として夢を語り、未来を共につくる仲間や協業先と出会う「夢のプレスリリース」
③これまで本企画に参加し、前進・実現した夢を共有する「Made in April Dream」
で構成されています。
 
当社のミッションである「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」は、従来のPRの枠組みにとらわれない発想から生まれており、文化創造も大きな役目だと思っています。いつか「April Dream」がポジティブな文化として定着し、「そういえば、コレってPR TIMESという会社が始めたんだって」となってもらえるのであれば、それで十分です。

―最後に河本さんの夢を教えてください。

河本 3月28日~4月10日の新宿駅「Dreamステーション」を無事成功させたいです。またこれを機会に、バレンタインデーにチョコを贈るのが当たり前になったように、「4月1日はApril Dream、夢を語る日」として広く世の中に広げ、習慣や文化にするのが夢です。
 
私の個人的な夢としては、「だれもが好きなものを好きと胸を張って言える世の中にしたい」というのがあります。実は、私は学生のころAKB48にハマりました。アイドル好きなことは色眼鏡で見られるようでなかなか口に出せず、それを堂々といえる世の中にするのが夢…と思っていたら、今は多くのアイドルがデビューし、オーディションも花盛りで、私が頑張らなくてもアイドルファンであることが恥ずかしくない時代になりました(笑)。
 
好きだと思ったことであれば頑張れたり、その好きがきっかけになって繋がりが生まれたりすることがあります。自分の想いに正直になって、「私はこれが好きだ!」と周りに公言しやすい世の中を実現したいというのが、「April Dream」を通して見つけた私の夢ですね!

April Dreamの詳細はこちら

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