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2025.02.25

大同生命保険様の交通広告活用事例―酉の市へ向かう経営者へ広告訴求

  • CLIENT

    大同生命保険株式会社

  • AREA

    新宿、浅草

  • CASE

    新宿メトロツインプレミアムセット、JR東日本J・ADビジョン新宿駅東口、ドア横ポスター、中づりポスター、浅草東武ビジョン他(略称使用、一部省略)

こんにちは、Universal OOH編集部です。

キュートで風変わりな鯛が新宿駅や浅草駅、電車内に出現しました。
大同生命保険株式会社が運営する中小企業経営者向けのオンラインコミュニティサイト「どうだい?」のマスコットキャラクター、「どうだいくん」です。

「どうだい?」をまだ知らない経営者にむけて広告を届けるために、経営者が集まる可能性の高い「酉の市※」の動線で実施したOOHメディア広告。広告面にはポケットが付いており、特製冊子「酉の市Walker」も配布しました。


※「酉の市」とは:
酉の市は、毎年11月の酉の日に鷲や鳥にゆかりがある神社や寺社で行われる縁日で、開運招福や商売繁盛、勝利祈願、家族の安全などを願うお祭り。縁起物の熊手や招き猫などを購入し、1年の無事の報告と翌年の福を願う。
新宿の花園神社、浅草の鷲神社や長國寺は、関東三大「酉の市」に含まれます。

「酉の市への動線=経営者が多い」という独特かつ的確な視点で行われたこの施策。
仕掛け人である大同生命保険株式会社のお客さまバリュー開発部課長眞鍋様に、ジェイアール東日本企画営業担当の濵邉、OOH担当の林がお話を伺いました。
大同生命 集合写真

写真中央:大同生命保険株式会社 お客さまバリュー開発部課長 眞鍋雅之様
写真右:ジェイアール東日本企画営業担当 濵邉良彦
写真左:OOH担当 林知寛

―御社が展開されているサービス「どうだい?」について教えてください。
「どうだい?」は、大同生命保険株式会社が運営する中小企業経営者向けのコミュニティサイトです。2022年の3月に開始をしました。日本中の経営者が垣根を越えて集い、境遇の近い経営者仲間に経営の困りごとや悩みを相談・共有したり、経営に役立つ様々な事例を共有したりすることが可能です。経営者同士のつながりや、ビジネスパートナーの発見にも役立ちます。
ここでしか見られないオリジナル記事を毎週配信したり、セミナーやウェビナーのようなイベントを企画実施して、経営者にとっての学びやつながりを生む機会を創出しています。
大同生命は中小企業の経営者のみなさまに生命保険を提供して成長してきましたが、「どうだい?」というサービスを通じて恩返しをしたいという想いがございます。

―現在のサイト登録者について教えてください。
現在、約8万人の会員がいらっしゃいます。そのうち約7割の会員様が、大同生命と保険等でのお取引を通じて既に接点のある会員です。約3割はもともと接点がなく、WEB広告を中心とした広告施策で登録いただいた会員様になります。この約3割の「新規認知層」の割合は、年々増加している状況です。

―「どうだい?」について、今後の目標を教えてください。
中小企業にとってなくてはならないインフラとして、コミュニティ、ソリューションの両面から経営者を支えるサイトになることです。コミュニティとしての魅力を拡大するためには会員数の拡大も一つの指標としていて、足元では、会員数10万人を突破することです。

―目標の実現にむけて、課題感や方針があれば教えてください。
大同生命とまだ接点の無い経営者の方に、もっと認知をしてもらいたいです。認知策はその評価含め難しいですが、少しでもターゲットの皆様に知ってもらえそうな場所や時期を考えて、様々な施策をトライすることが重要と考えています。

―今回実施した広告施策について教えてください。
酉の市会場までの動線上における交通広告(駅、車両)と、その接触者に対するWEB広告。また、Walkerとタイアップした限定のフリーペーパーも製作し、駅に設置しました。


―今回、なぜ交通広告へのご出稿を選ばれたのですか?
このサイトのキャラクター「どうだいくん」を活かしながら、インパクトがあることをやりたいと思っていました。その中で、「会社の経営者の方が商売繫盛を祈願に集まる酉の市への動線上でOOHメディア広告を実施するのはどうか?」というアイデアをいただき、実現しました。これまで、WEBを中心に顕在層(すでに経営者向けコミュニティサイトなどを調べている人)向けのターゲティング広告やアフィリエイト広告が獲得のメインでしたが、この酉の市の施策を通じて、潜在層も含めたこれまでリーチできなかった経営者に対して認知~獲得までの効果を期待できるのではと考えました。
また、酉の市に来場する経営者の状況に寄り添う訴求をすることで、単なる認知だけではない、サービスコンセプトへの深い共感と感心を持ってもらえると考え、交通広告をメインとしたメディアプランを実施しました。

―交通広告の効果をより発揮させるために、施策で心がけた部分はございますか?
クリエイティブについては、広告に接触した経営者には共感を、一般の方向けにはSNSで話題にしたくなるような打ち出し方をすることで、指名検索数の増加とオンライン上での情報の拡散を狙いました。特に新宿駅で実施した駅広告では全6面にわたって展開し、全部繋げると一つのメッセージになっていて、その上で大きな文字だけを読むと「どうだい?」とサービス名になっているようなクリエイティブを実施しました。また交通広告の接触者に対して、WEB広告をターゲティング配信することで、定常的に実施している獲得系広告の運用効率の改善を狙いました。
また、紙面という「酉の市」後も残る媒体を活用することにより、再想起を促すことも心がけました。酉の市来場者の導線となるラックを対象に酉の市Walkerを置くことで、交通広告との重複接触効果も期待しました。

―「どうだいくん」の雰囲気が、酉の市の雰囲気にマッチしていると感じます。
それはたまたまです(笑)ただ、エリアの特性や雰囲気と、キャラクターやクリエイティブを掛け合わせて相乗効果を狙えることは、OOHメディア広告ならではの醍醐味かもしれませんね。
インタビュー風景
―施策後の、具体的な社内外での反響を教えてください。
「電車で見たよ」「新宿、浅草で見たよ」など、複数反響がありました。
サイトの会員登録者数や、PV数も、施策をしていない他の地域や過去の数字に対して増加しました。クリエイティブには一部QRコード掲載をしておりましたが、そこからの流入による会員登録も見受けられました。一方で、「どうだい?」がサービス名であることがわからなかったという声もいただき、伝え方に工夫の余地があるということも実感できました。

―電車広告含むOOHメディア広告について、今後期待することがあれば教えてください。
経営者が集まるイベントは酉の市以外にもあると思いますので、その場所や内容など、効
果的なOOH施策を一緒に考えていただきたいです。OOHメディア広告には独特な魅力が
ありトライする価値がある反面、その効果の測り方は難しい側面もあると思います。その
部分含めて、より魅力的なOOHメディア広告が生まれることを期待します。

有意義なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。

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◇まとめ
この事例で編集部が注目したポイントをまとめました。

Why? OOH
OOHメディアに期待したこと

  • サイトのキャラクターとエリア特性を活かして、インパクトがある訴求ができる

  • 潜在層も含めたこれまでリーチできなかった経営者に対して認知~獲得までの効果を期待できる

  • 酉の市に来場する経営者の状況に寄り添う訴求をすることで、単なる認知だけではない、サービスコンセプトへの深い共感と感心を持ってもらえる

※本施策について、駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
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当社ジェイアール東日本企画は、名前に「ジェイアール東日本企画」とついておりますが、全国の交通広告を扱っております。また、広告枠の買い付けのみならずコミュニケーション課題に沿って最適なプロモーション企画やメディアソリューションをご提案することも生業としています。交通広告に関心があるけど、どのような目的で出稿したらいいのか分からない、他にどのようなことをすればいいのかなどお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非以下よりお問合せください。

最後までご精読ありがとうございました。

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