2023.06.01
株式会社ジェイアール東日本企画では、車内サイネージにおけるコンテンツ放映についての調査を実施しました。調査対象となるオリジナルコンテンツは、株式会社ニューズピックス(本社:東京都千代田区、代表取締役:佐久間 衡、稲垣 裕介、以下NewsPicks)と連携して企画・制作し、トレインチャンネル(ドア上サイネージ)にて3カ月間の試験放映をしました。
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コンテンツの興味関心は8割を超え、通常の広告(交通広告共通指標策定調査における興味関心度)と比較し25ポイント程度上回る結果となりました。「ひと駅、ひと学び」のコンセプトのもと、トレインチャンネルで完結するコンテンツが、認知者の興味関心を獲得できた要因であると考えられます。
コンテンツに対する感想では、いずれのコンテンツもビジネスパーソンのスコアは「つい見てしまう」が最も高い結果となりました。移動中の「スキマ時間」というモーメントにおいて、受け入れられるコンテンツとなったと考えます。
クリエイティブ認知は、バレンタイン時期に放映した「チョコレート消費量」のテーマが5割程度と最も高く、「睡眠時間ランキング」、「サッカーW杯カタールの開催費」が3割程度で続きました。イベント事との親和性の高さや、旬なトピックスに関するテーマの認知が高い傾向がありました。
Universal OOH編集部では、本調査を企画したジェイアール東日本企画の担当者に詳細をインタビューしました。
トレインチャンネルについては、基本的に、純広告と天気予報やニュースなどの簡単なコンテンツが流れているのみになっています。
放映開始当初はさまざまなコンテンツを流していたのですが、トレインチャンネルの人気と需要増加に伴い、純広告の放映の割合が増え、反対にコンテンツの放映は少なくなった・・・という経緯があります。
今回、メディアとしての価値を向上させるための取り組みとして、再度コンテンツの放映・調査を企画し、まずはビジネスマンに相性の良い株式会社ニューズピックスと組ませていただいたという形です。
コンテンツの興味関心が8割を超え、通常よりも高い結果が出たことについては、当然、とも言えますが、
車内サイネージの視認率向上に向けてコンテンツ放映の意義が明文化される結果になった、と考えています。
第2弾、第3弾としてターゲットを変え、引き続き乗客向けのコンテンツを放映していくことも検討しています。
コンテンツを定量的に流すことで、トレインチャンネルの視認率を上げるのが目的なので、媒体社として引き続き、取り組みを模索していく予定です。
調査会社 :株式会社ビデオリサーチ
調査手法/エリア:WEB調査 / 関東(一都三県)
調査対象者 :上記エリアに居住する男女15~59歳
掲出期間中(2022年12月~) かつ、調査提示素材掲出期間(2023年2月)にトレインチャンネル搭載路線(JR東日本10路線、ゆりかもめ)に乗車した方
調査実施期間 :2023年2月
割付 :回収サンプル1,000s(男性:572s / 女性:428s)
※SOTO/ex2022のトレインチャンネル掲出路線利用者構成比に合わせて割付