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2021.06.01

小さいのにジャック感? つり革広告の魅力は?

普段何気なく利用している電車のつり革。もちろん安全に電車に乗るための設備ですが、このつり革部分に広告が掲出されているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、つり革広告の特長や魅力をご紹介します。

つり革広告とは

その名前のとおり、電車内のつり革部分を使った広告スペースです。電鉄によっては「アドストラップ」と呼ばれることもあります。
つり革広告は広告面は小さいものの、立っている乗客の目線に近い距離でメッセージを発信できることが魅力です。一方、座っている乗客に対しては、ずらーーーっと並ぶ連続感でジャックしているような効果を生むことができます。
サイズや形状は、電鉄や路線などにより異なります。

<主な電鉄のつり革広告>

※作業費、納品形態についてはお問い合わせください。

つり革広告の特長

小さいのに目立つ

つり革広告の特長は、なんといっても「小さいサイズなのに目立つ」ことでしょう。
乗客の目線に近い場所に設置されるため、自然と視界に入る視認性の高さが特長です。
形は四角、円柱、楕円など電鉄によってさまざまですが、他の電車内広告と比べると広告面積はとても小さいです。しかしながら、車両内にたくさんの数が連続して並ぶことで、独自の存在感が発揮されます。

ジャック効果

ほかの車両メディアは「1両に1枚(1ヶ所)」を掲出することが多いため、その広告の近くにいる乗客の目にしか触れることができません。しかしつり革広告は「掲出する編成のほぼすべてのつり革」に掲出されるため、どの車両のどのドアから乗車しても接触できることができます(※優先席付近やドア付近は掲出できない場合があります)。
同時に、ジャック感によってすべての乗客に一定の印象を与えられるメリットもあります。


 

おもしろいクリエイティブ

つり革部分に広告商品の形や色を再現する、連続するつり革のひとつひとつに別々のメッセージやデザインを描く、表裏でクイズの出題と回答を書く、色違いのデザインを並べる、などなど、工夫次第で注目率をさらに高められます。

反復効果

ビジネスパーソンや学生など通勤・通学で頻繁に電車を利用するターゲットの移動中にずっと接触でき、くり返し訴求することができることが車両メディアの特長です。その反復効果から、商品やサービス名は乗客の心に自然と擦り込まれ、ブランディングに寄与します。

その他

1編成単位で申込可能なことが多いため、比較的安価に実施できることも特長です。
また、二次元コード記載可の電鉄であれば、モバイルと連動した立体的な展開も可能です。

つり革広告の注意点

先述のとおり、つり革広告は電鉄や路線によって形・サイズが異なります。クリエイティブをほかの電鉄のつり革広告に流用することは困難なことが多いため、プランニング時点から、どの電鉄で実施するのかを熟考してデザイン制作を行うことが重要です。

<参考> JR東日本山手線のつり革広告 サイズ

まとめ

いかがでしたか?
つり革広告は、広告サイズは小さいものの、車両内でジャック感を演出できるユニークなメディアです。
形、色、メッセージを工夫することで乗客とのコミュニケーションが生まれ、上手に活用すればSNSなどで拡散され、さらに広く認知を獲得することが期待できます。
みなさんも電車の中でおもしろいつり革広告を見つけたら、是非注目してみてください。

 

AUTHOR

ライター Universal OOH 編集部

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