2025.07.11
通学・通勤などで多くの人が利用する交通機関に広告を出すことで、多くの人の目に触れる機会が増えます。
特定の路線や駅を利用する学生に対して広告を出すことで、ターゲット層に効果的にアプローチできます。WEBのターゲティングとは異なり、生活動線中で自然と目に入ってくるということもポイントの一つです。
公共の場に広告を出すことで、企業やブランドの信頼性を高める効果があります 。価値観が多様化してきたとはいえ、有名な企業に就職したいという気持ちは、今の学生にも健在です。
毎日同じ交通機関を利用する人々に対して、繰り返し広告を見てもらえるため、認知度が高まります 。
特にリクルーティング対策においては、信頼性の向上、また、メジャー感を高めるといったことも大切になりますので、公共空間で多くの人の目に触れるOOHの果たす役割は非常に大きいと言えます。
それでは、リクルーティング対策において、どのようなメディアの人気があるのでしょうか。OOHに関する相談を受ける側に身を置く私たちの感覚では、大学最寄り駅での広告展開の問い合わせが昨今非常に多く、中でもサインボードのニーズが高まっています。サインボードは、比較的安価に、長期間、掲出できる媒体です。最近は、理系人材が欲しいから、理工学部キャンパス周辺の駅で広告を出したいといったピンポイントなニーズも高まっています。
例えば、生田駅は明治大学のキャンパス最寄り駅であり、多くの学生が通学時に毎日利用しています。行き帰りで同じ駅を通過するため、1日2回以上の接触が見込まれ、自然に視認される環境が整っています。こうした日常動線上にある媒体は、学生にとって無理なく情報が届く有力な接点となり得ると考え、三重県に本社を置く住友電装ではサインボードの掲出を開始しました。
企業の存在を印象づける場として効果的であり、今後も同大学のエントリー数の推移を注視しながら、中長期的な視点で継続出稿を検討しています。
住友電装 生田駅サインボード
ユニオン建設では、理系人材確保のため、理系学部の最寄り駅にサインボードを掲出しています。東北学院大学最寄りの五橋駅、東洋大学理工学部最寄りの鶴ヶ島駅などです。
ユニオン建設 五橋駅サインボード
それでは、学生に対してアプローチするためにはどのような手段が効果的でしょうか。大学キャンパスの最寄り駅といったところから、少し離れて、学生の多く利用する路線への広告も有効です。
東急・京王沿線には、大学も多く、また、住宅街としての側面もあるいため、学生の含有率が高く、車内ポスターやステッカー、車内サイネージでもリクルーティングとしての企業広告が多くみられます。
大学最寄り駅でサインボードを掲出している住友電装でも、東京と大阪の車内サイネージやまど上ポスターを用いて、インターンシップの告知を行います。
住友電装 車内サイネージ
住友電装 まど上ポスター
同様に名古屋に本社を置くアイカ工業でも、就活生に対して社名認知を上げる事を目的としたクリエイティブを制作。
CMの特徴であるPOPでかわいらしいダンスを見せる事に注力、且つ首都圏を包括的に網羅するためにトレインチャンネルを選定し、放映しました。
アイカ工業 車内サイネージ
このように、リクルーティング対策として、交通広告を活用する企業が増えています。
欲しい人材がいるであろう最寄り駅のサインボード、効率的に認知拡大を図れる車両メディアなど、ニーズ・ご予算にあわせた媒体提案をさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。